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包丁でジャガイモの皮をむける生徒は1割!

「危ないからやめなさい!」は正しいか?

 私の小学生時代は「肥後の守」(ナイフ)で鉛筆を削ったり、模型飛行機の骨組みを作るために竹を割いて竹ひごを作ったりしていました。ケガもしましたが、これさえあればいろいろなことができました。当然リンゴの皮も剥くことができます。ナイフの側面に親指を置き、左手でリンゴを回転させながら親指でリードしながらナイフを皮のしたに滑り込ませる。ちょっと練習すれば当然小学生でもできることです。ところが、現在は高校生でも皮をむくどころか、ナイフの刃に親指を当てることができないと聞きます。どうも無条件に「危ない」ものからどんどん子どもを遠ざけてきた結果であるような気がします。包丁を使うことは危ないことですが、かつて親たちは包丁の持ち方や手の位置などで危険を回避する方法を教えたうえで使わせました。ハナから「危ないからダメ」では生活する技術は身に付きませんよね。世の中にはもっと危ないものが山とあります。危ないものと便利なものは裏表です。車しかり、SNS・スマホしかり。使い方を守らないと大けがをすることをしっかり教えて使わせることが必要だと思います。「しっかり教える!」がキーワードですよね。

 

英語講師・特定行政書士 光岡和隆

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